.cde(ドットCDE)は、建築の問題の早期発見、トレーサビリティ、共有を目的とした、ローカルファーストの CDE(共通データ環境)です。
アプリの入手は 2026年8月8日 午前8時からできます。
CDE(Common Data Environment・共通データ環境)とは、建築プロジェクトの成果物——BIMモデル、IFC、図面、資料——と、その確認・意思決定の記録を、関係者が共通の環境で扱うための仕組みです。BIM 運用の国際標準(ISO 19650)で中核に置かれ、日本でも確認申請の BIM/CDE 化が国の施策として進んでいます。
既存の CDE の多くは、海外事業者のクラウドサービスです。.cde は、この CDE をローカルファーストで実現します。データと履歴は、クラウドではなく、利用者の PC と、利用者が決めたサーバーに置かれます。
ACC(現 Forma)が GitHub のようなクラウド上の共有基盤だとすれば、.cde は Git のように、手元でのプロジェクトの状態管理と状態把握を担います。
ファイル名と日付だけでは、関係者が同じ状態を見ているのか、前回から何が変わったのかが分かりにくく、取り違えや見落としは後の工程で見つかります。.cde は、意匠・構造・設備など複数の成果物を合わせたプロジェクトの状態を節目ごとに保存し、確認の前提を揃えます。

保存された状態を、このアプリだけで 3D 表示。回して、拡大して、部材をクリックして情報を見る。確認のために、毎回 BIM ソフトを起動する必要はありません。
二つの節目を比べると、追加・変更・削除があった箇所が色分けで浮かび上がります。「変更しました」という説明だけに頼らず、変わった場所そのものを確認できます。

垂直断面(2点指定)・水平断面で切り、2点間の寸法をその場で測る。図面では伝わりにくい納まりを、3D のまま確かめられます。視点は保存して、同じ画から確認を再開できます。

「このファイルを見て」ではなく「この状態を見て」。SSH で接続できる自社サーバーを同期先にして、チームと送り・受け取りできます。全員が同じ状態を見ていることが、確認の前提になります。
節目ごとのプロジェクト状態を、原本ごと、後から確認できる形で保存します。
前回状態・提出時点・指摘時点へ移動して、そのときの状態のまま確認できます。
複数ファイルを合わせた状態で干渉箇所を発見し、一覧から該当箇所へ移動できます。
日時・状態・表示条件つきの確認画像を出力し、確認の根拠として残せます。
保存も表示も PC 内で完結。ネットのない現場でも、社内 LAN だけでも動きます。
IFC・Rhino 3dm・PDF などの原本を状態ごと保存。IFC・3dm は閲覧用 3D に自動変換されます。
意思決定と記録の置き場所は、 オープンであるべきだと考えています。 メールで残した記録は、あとから誰でも読めます。けれど、どこかのサービスの中に残した記録は、そのサービスが続いている間しか読めません。建物は何十年も使われます。その建物について誰が何を判断したのか——その記録が読めるかどうかを、外部サービスの存続に賭けるべきではない。だから .cde は、データと履歴をあなたの手元に、開いた形式のまま置きます。 記録そのものは、誰にも閉じ込められません。
ダウンロードは無料。同梱のサンプルプロジェクトを 3D で見られます。
サブスクリプション期間が終了しても、データは PC 内に残ります。期間中に追加したプロジェクトの閲覧は、プロジェクトの記録が保たれている限り、その後も継続できます。詳しくはアプリ内の利用許諾をご覧ください。
Microsoft Store を経由しない導入にも、直接契約で対応します。同期先となる自社サーバー(remote)の構築、プロジェクトの初期設定、各 PC へのアプリのインストールまで、環境全体の立ち上げをこちらで行います。運用が社内で完結する構成のまま、導入だけを任せられます。価格は構成に応じた個別見積です。
導入のご相談 →CLI(コマンドライン・インターフェース)版とは、文字でコマンドを入力して操作する形式のプログラムです。技術者向けの形式ですが、機能は制限されていません。
CLI 版は、節目の保存・共有を含むすべての機能を持ち、同期先(remote)の作成・管理もこちらで行います。テレメトリはありません。本アプリと同じデータをそのまま読み書きできるため、データを扱えることは、本アプリの契約にも、特定のサービスの存続にも依存しません。
※ IFC・Rhino 3dm を新たに取り込むには、別途 Python 3.11 と解析ライブラリが必要です(Windows アプリはこれを同梱しています)。閲覧・取り出しは CLI 版だけで行えます。